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男子部での学び

進路指導・実績

高く昇るために努力しよう たとえ目的に達せられなくても
目標なく価値のない人生を漂うより それははるかによいことなのだ

(南山学園創立者・南山中学校初代校長 ヨゼフ・ライネルス神父)

キャリアをはぐくむ学校行事

南山男子部では6年を通じてさまざまが学校行事が行われます。学年ごとに目標を設定し、その1つ1つでの体験や学びが生徒一人ひとりの成長に役立ちますが、それらが6年間の一貫教育の中で有機的に結びつき、生徒自身のキャリア形成に役立つように設定されています。

中学1年(市内探訪)→中学2年(職業体験)→中学3年(福祉体験)→高校1年(オリエンテーション・進路の日)→高校2年(進路の日・総合講座)→高校3年(進路HR)/企画・立案・計画→実行→発表→評価(→改善→)/「社会、他者等を知る」「社会のなかで自分が関われることを考える」「社会で活躍するスキルを身につけるために進路選択をする」

進路指導

心の教育や学習指導、そして国際的視野の育成とともに南山教育の中核をなすのが、進路指導です。

南山男子部の進路指導は「進路相談」「進路支援」と呼ぶほうが適切かもしれません。生徒にとって大学受験は人生における岐路の1つですが、大学進学が人生の目標の全てではありません。生徒にとって何より大切なのは偏差値の高い大学に入ることそのものではなく、自ら考え、悩み、決断した進路に進んでいくことであり、教師は生徒がそうした進路決定ができるようサポートします。

南山男子部では生徒の自主的な進路決定を促すため、中学1年生の「市内探訪」、中学2年生の「職業体験」から始まる様々なキャリア教育・進路教育に関する学校行事を実施しています。そして進路相談の核となっているのが、南山男子部で形作られる教師と生徒、生徒同士の人間関係です。南山男子部では、教師が進路に関する情報を手取り足取り教えることはなく、生徒たちが当事者意識をもって自ら進路に関する情報を調べていくよう促します。

生徒が大学受験を意識しはじめる高校1年生のころから教師は生徒との面談を繰り返しつつ、日常の何気ない会話も通じて生徒の進路に対する意識を喚起していきます。生徒たちは、南山男子部に入学して得たかけがえのない仲間同士で切磋琢磨しつつ、自らの将来の生き方を模索し、目標とする職業の方向性や大学で学びたい学問を選択し、大学受験へと挑戦していきます。

こうした進路相談・進路支援が可能なのは、南山男子部が高校入試を行わず、中学入学から始まる一学年200名・5クラスでの6か年一貫教育であることと、中学と高校を分断しない統一的な教育方針のもとで生徒各人の進路希望を大切に育てているからです。一学年が少人数であるため「大学合格者数」では目立ちませんが、生徒たちは着実に力を身に付けて、それぞれ希望の進路に進んでいきます。

進学実績一覧