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在校生・保護者の方へ

SNS利用に関する考え方

2026年7月

 LINE、Instagram、XなどのSNSは身近で便利なツールであり、中高生の利用も非常に多く、本校の生徒も例外ではありません。しかし、使い方を誤ると深刻なトラブルに発展し、知らないうちに被害者にも加害者にもなってしまう危険があります。
 以下に示す本校のSNS利用に関する考え方は、南山学園の教育モットーである「人間の尊厳のために」に基づいています。すべての人間はかけがえのない存在であり、SNS上においても、他者を思いやる姿勢、相手の尊厳を守る行動が求められます。

1.生徒の皆さんへ(SNSを安全に使うために守るべきこと)


 SNSに一度投稿された情報は、公開範囲を限定していても、他者によるコピーや転送によって世界中に広がる可能性があります。完全に削除することは難しく、軽い気持ちで投稿した内容が将来にわたって残り続け、自分自身や他者の人生に深刻な影響を及ぼすこともあります。
 個人が特定できる情報はもちろん、他者の写真や動画を本人の許可なく共有・公開することは絶対にしてはいけません。他者を傷つける書き込みや投稿も、どのような理由があっても行ってはいけません。誹謗中傷やからかい、悪口は、たとえ冗談であっても相手を深く傷つける行為です。また、他者になりすましたり、学校に関わるアカウントを無断で作成したりすることも看過できない行為です。これらの行為が発覚した場合、本校は毅然と指導し、必要に応じて厳正に対応します。
 さらに、SNSへの不適切な投稿は、名誉毀損、侮辱、脅迫、肖像権・プライバシー侵害、児童ポルノ禁止法違反など、法律に抵触する可能性があります。場合によっては慰謝料や損害賠償請求に発展することもあります。近年ではAIによる画像・動画生成も増えていますが、たとえAIが作ったものであっても、責任を問われるのは投稿者です。
 何気ない投稿が取り返しのつかない事態を招くかもしれないことを十分に認識し、投稿前に「誰かを傷つけないか」「共有・公開して本当に大丈夫か」を必ず考える習慣を身につけてください。

2.保護者の皆様へ(保護者に求められる役割と家庭でのサポート)


 SNSは中高生にとって身近な存在となっていますが、お子様だけでは適切な判断が難しい場面も多く、不適切な利用が思わぬ問題を招く恐れがあります。未成年が社会的責任を十分に負うことには限界があるため、スマートフォン等を持たせる際には、家庭内でルールを定め、適切な使い方を指導することが、保護者の皆様にも求められる重要な責務です。
 SNSに一度投稿された内容は、完全に削除することが難しく、他者の個人情報や写真の無断掲載、誹謗中傷などは深刻な問題につながる可能性があります。本校では、生徒による不適切な投稿が確認された際には、毅然と指導し、必要に応じて厳正に対応いたします。
 保護者の皆様におかれましても、お子様が被害者にも加害者にもならないよう、日頃からお子様の発信内容やオンラインでの行動に関心を持ち、適切な助言や見守りをお願いいたします。また、お子様が困ったときに安心して相談できる環境づくりにも、ぜひご協力ください。



【参考】 インターネット上の書き込みなどに関する相談・通報窓口のご案内 (総務省HP)